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2009.02.25

赤い風船のゆくえ 「僕と彼女と彼女の生きる道」


・今は思うんです
 どの道を選ぶかよりも、選んだ道で
 どう生きるかの方が、重要なんじゃないかって・・・

                 ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」より


僕と彼女と彼女の生きる道」(2004年・フジテレビ)は、草なぎ剛主演・橋部敦子脚本の“僕シリーズ3部作”の2作目です。
凛ちゃんの可愛さで評判になり、安定している草なぎさんで、前作同様に作品的にもクォリティが高くてヒットした番組でしたね。

仕事にしか興味が無く、家庭のことなど全く無関心な銀行員・小柳徹朗(草なぎ剛)は、突然妻(りょう)から離婚を切り出され家を出ていかれます。
幼い一人娘・凛(美山加恋)が残され、最初、娘を妻の実家に預けようと考えますが、凛の家庭教師・ゆら(小雪)のアドバイスも有り、娘と暮らし続ける事を決意します。
テーマは“絆”・・・。

仕事や出世がすべてだったような徹朗が、凛を介してゆらと少しずつ近づいていきます。
誰もがうらやむような(エリートの徹朗さえうらやむような)仕事を辞めて、今は家庭教師をしているゆらに理由を訊ねます。
ゆらは、立ち止まって自分にとって大切なものを見つけたかった、と・・・。
そして、徹朗も凛との生活のために銀行を辞めることにした時にゆらが答えてくれた言葉です。
“青い鳥”ばかり追いかけてきたような若い時(今もですが)を振り返ると、身に沁みる言葉ですね。



凛ちゃんとともに、徹朗に影響を与えて変えていく、ゆら先生が魅力的でした。
聡明で他人の気持ちが理解出来て、徹朗よりちょっと大人で・・・。
さっぱりしていても女性らしさが覗いたり、と演じる小雪さんが素敵でした。

脚本が橋部敦子さんということで「僕の生きる道」(2003年・フジテレビ)と同様に印象的なセリフや映像がたくさんあるドラマでした。
凛ちゃんを妻の実家に預けることになり、その前に二人で動物園に行ったシーン。
その時はまだ、ちょっと可愛そうとか後ろめたさとかしか感じていないような徹朗ですが、ペンキ塗りたてのベンチに二人で腰掛けてしまい、笑いあった後・・・
凛ちゃんの手から離れた赤い風船が青く澄んだ寒空に舞い上がっていきます。
それを見上げる二人・・・。
それだけで泣けてくる、そんなシーンがたくさんありましたね。

余談ですが、大森南朋さんもゆらの友人役で出演しています。
この当時は、又振られる役?とか思ったものですが、その後の「ハゲタカ」(2007年・NHK)で大変身でした。
今は懐かしいですね。

もうひとつ・・・
“アラフォー”が生まれた「Around40〜注文の多い女たち〜」(2008年・TBS)も橋部さんの脚本だったことを初めて知りました。




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