
松過ぎの 又も光陰 矢の如く
高浜虚子

最近、朝方に腰痛で目覚めてしまい、点けっ放し(耳鳴りをごまかすため)の「ラジオ深夜便」のラスト部分を聴くことが多くなりました。
そこで紹介される、“きょうの一句”は上の句でした。
“松過ぎ”とは、松の内が過ぎたころを言うんですね。
昨日は、“どんと祭”がありました。
この日は、毎年必ずと言っていいほど厳しい寒さになります。
私も厳しい寒さの中、昼間ですが、近くの神社に正月飾りなどを置いてきました。
テレビのニュースでもあちこちで紹介されていましたが、調べてみたら、こちら宮城県特有のお祭りの呼び名なんですね。
詳しくは、こちらで。 ⇒ どんと祭−Wikipedia
大崎八幡宮では、夜にはうず高く積まれた正月飾りが燃やされて火柱のようになり、その中裸参りが行われるのが恒例です。
昨夜のニュースで、裸のアナウンサーが燃え上がる火のそばでレポートをしていました。
キャスターの「寒いですか?」に、アナウンサーは身をよじりながら「火のそばで、熱いです!」・・・
キャスターの「だったら、火から離れたら?」と言うのに、離れないアナウンサー・・・
このやりとりを繰り返して終わったのには、他人事ながら(他人事だから)笑ってしまいました。
今朝の高浜虚子の句は、もうそのままですね。
歳を重ねれば重ねるほどに実感します。
久しぶりに、広瀬久美子さんの「月日がミサイルみたいに、ぶっとんでいく」という言葉を思い出しました。
よろしかったら、こちらの記事をどうぞ。↓