自分のために書く文章は―
人に見せるための文章に優る
第一稿は―
ハートで書く
リライトには頭を使う
文章を書く時は―
考えずに
書くこと
先立った者の安らぎが―
後に続く者の不安を鎮めることはない
映画「小説家を見つけたら」より
小説家を見つけたら
被災地ですが、大きな被害を受けた方には申し訳ないほど、平穏に暮らせているのです。
それでも、余震が治まることは無く、気持ちがどこか休まらない日が続いています。
そういうこともあって、久しぶりに映画のビデオ(DVDではありません)を引っ張り出して観てみました。
選んだのは、ショーン・コネリー主演の「小説家を見つけたら」(2000年・アメリカ映画)。
40年前に一作だけを残して消えた小説家と、文才に恵まれた黒人の高校生・・・
偶然に知り合った二人の交流を通して、才能を開花していく若者と、教え導くことで自身を解放して、新に旅立つ小説家が描かれています。
監督は、ガス・ヴァン・サント。
ずっと気になり続けているのに、これまで一度も作品を観たことがありませんでした。
小説家が、文章の書き方を教えるシーンがありますが、上の2つの言葉はその時のものです。
こうして、下手なのにブログを書いている身としては、改めて考えさせられました。
3つ目は、引きこもった理由(兄の死に後悔がある)を明かした時に、若者が小説家の文章から引用した言葉です。
若者の慰めの言葉だとしたら、正直、私にはよく理解できなかったのですが、今、この時期に聴くと、重たく胸に響きました。
アクション俳優じゃないショーン・コネリーがいいなあと思いましたね。
柔らかな白い髪とひげが良い歳の重ね方を見せています。
静かだけれど自信に溢れた話し方と物腰、それでいて40年も引きこもってしまったピュアな心情、と役がピッタリでしたね。
なぜかショーン・コネリーの作品に印象的なセリフがあります。
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