歳をとると、一日にひとつしか出来なくなる。
夏木マリ(女優、歌手)

夏木マリさんが、「ボクらの時代」(フジテレビ・6.26.)に出演した時に語った言葉です。
その時の出演者は、戸田恵子さんと秀香さん。
50歳を超えても活躍をしている女性たちの、パワフルな楽しいトークが展開されていました。
夏木さんが上の言葉を発した時、ドラマとかステージとか、そんな華やかな仕事のひとつひとつをイメージしましたが・・・
次に出た言葉が、“郵便局へ行ったりするとね”でした。
それで一気に親近感を覚えましたね。

悲しいかな、日常でどんなに頑張っても、ひとつの作業しか出来ないと実感しているこの頃です。
無理をすると、数日はそのしわ寄せが来ます。
夏木さんのような、あんなに華やかにパワフルで、疲れ知らずのように見える人でもそうなんだという共感・・・それも日常の一こまを入れてくれるなんて・・・。
夏木さん、この大震災をきっかけに入籍をしたようです。
イメージぴったりだったフランス婚(事実婚)を解消して・・・
“何か不充分だと思ったから”と・・・。

急に関心を持って、夏木さんのことを調べてみました。
現在、事務所に所属しないで、自分でスケジュールの調整をしているんですね。
当初、イメージに合わないと思った“郵便局”のコメントは、不思議でも何でも無かったようです。
たまたま、昨夜、樹木希林さん本人がFAXで仕事を請けて対応をしている、と語っている映像(「ぴったんこカンカン」TBS)を観ました。
たくましく自立している女性は素敵だ!と改めて思ったものです。