幸せって感じるもんじゃないですよね。
ポケットの中に入っているんです。
取り出してみるだけの時間が無いだけなんです。
さだまさし(シンガーソングラーター)

さだまさしさんの「今夜も生でさだまさし」(NHK)は録画をして観ています。
今回は初の海外、オレゴンから・・・。
オレゴンとさださんと言えば、真っ先に思い浮かぶのはドラマ「オレゴンから愛」(1984年・フジテレビ)ですね。
あの澄んだ空気を感じさせる青い空と山の風景が目に浮かび、さださんのスケールの大きなテーマ曲が、自然に耳元に流れてきます。
番組中で、さださんがこの曲をギター一本で丁寧に歌ってくれた時にはジーンときてしまいました。
当時、撮影に使用した建物が残っているんですね。
フジテレビが残した記念碑もありました。
今考えれば大変な撮影だったと思いますが、大切に作っていたんだなあ、と感動させられました。
それにしても、さださんが今回初めてオレゴンを訪ねたということで、笑わせてもらいましたが・・・。
オレゴンのポートランドでの放送でしたが・・・
こじんまりとして、本当に綺麗な街ですね。
小さくて歩道も狭いのに、人々はちゃんと信号を待つという話に、人も環境も素敵な街のように思えたものです。

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先の言葉は、“幸せを感じられないのですが、何かアドバイスを”というハガキへの回答でした。
さださんの言葉は次のように続いています。
“ポケットには、良いものも悪いものもいろいろ入っている。
それを取り出して紙に書いてみる。
最後に“おっ、こんなものが!”とあるかもしれない。
一週間書き続けていると、同じことを書くのが嫌になり、消していくことになる。
そうすると、何を悩んでいるのかわかってくる。
悩んでいることがわからないのが、一番ストレスになる。”
さだまさし シングル・コレクション ・・・「オレゴンから愛」収録
そして、いつも何かを考えさせてくれます。
だから、録画してでも観てしまいます。
今回は、PC録画後、DVD-RWにダビング(3時間もかかった!)、プレーヤーで観るという、何とも手間のかかることをしてしまいました。
番組へ寄せられたハガキ、そして見学者(外で待っていた人たちも含めて)もアメリカのあちこちから集まっていました。
名前だけは何とか知っている程度というのも情けないので、久しぶりに地図(100円ショップで購入)を引っ張り出してみたものです。
オレゴンは、アメリカの西部だったんですね。
恥ずかしいことに、ずっと中部あたりと思っていました。
考えてみれば、昔の西部劇はオレゴンが舞台でしたね。
地図を眺めていると面白いですね。
意外にイチロー選手がいるシアトルが近い(あくまで地図上ですが)、などと遊べます。
久しぶりに新鮮な気分を味わえました。
幸せって、こんなものかもしれませんね。
もう来る頃…

鶴瓶の家族に乾杯再会編