私は日々疲れております。
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王羲之(4世紀、中国の書家)

今朝のNHK「おはよう日本」で、王羲之の新しい資料が見つかったというニュースがありました。
研究者が、“貴重な資料の発見です”と、ちょっと興奮気味でしたね。
上の言葉は、その資料の文字(24文字、もちろんすべて漢字ですが)で、親しい人に宛てた手紙の一部とみられています。
王羲之が実際に書いたものは、戦乱などですべて失われ、現在は模写や複製されたものしか残っていないとのこと。
今回発見されたものも、その模写のようです。
このニュースが気になったのは、小学校の頃には書道が苦手で、大人になって克服しようとしても、やはり挫折してしまったことが大きいですね。
それに、書を極め、後に書聖とまで呼ばれる人物でも、このような内容の言葉を書くのかと思ったら、何だか身近に感じてホッとさせられましたから・・・。
王羲之については大人になってから覚えた名前でした。
ついでに、顔真卿などという名も久しぶりに思い出しましたね。
顔真卿の書の魅力がわからなくて、その分、いまだにその書体を覚えていたりしています。
顔真卿の書[星弘道]
早朝、つい作業の手を休めて、テレビの画面に向かってしまった理由・・・
もうひとつの理由は、私の別ブログのタイトルを連想してしまったからでしょうね。
ブログはこちら。⇒ 疲れたら休め・・・
発見の経緯から王羲之や書の関連については、次のサイトで詳しく紹介しています。
⇒[NHK NEWS WEB] “書聖”王羲之 新たな資料見つかる