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2015.11.21

NHK「天使のアングル」より

9月に放送された「天使のアングル」(NHK)から、印象的だった小学生の想いの数々です。
テーマは、「いのち」。

○お彼岸の時期なので・・・
全国の小学生1000人に聞いた “お墓参りで何を話す?”
1位.報告

“ひいおじいちゃんに、僕も運動や勉強を頑張っているので、天国で頑張ってください。仕事などがあると思うので・・・” など。

2位.相談

“ひいおじいちゃんに、塾などで寝不足。どうしたら・・・”(やめればいいと自己

解決)など。
*住職曰く、“答えは自分の中にある”
3位.感謝

“おじいちゃんに、バスケットが上手くできなかったとき、アドバイスをありが

とう”など。

 

○谷川俊太郎の詩「生きる」より・・・

全国の小学生1245人に聞いた “生きるとは?”

1位.楽しいということ

2位.幸せということ

3位.いのちがあるということ

4位.笑顔になるということ

5位.感情があるということ

 

<印象的な意見>

自分に残されたチャンス。

向き不向きがある。

何かを犠牲にしている。

誰かの役に立つということ。
死んだ人の命を背負っているということ。戦争とか、歴史とか、いろんなこと

を後の世代に受け継いでいくこと。

 

 

子どもたちの100の言葉
子どもたちの100の言葉


 

○街の親子に聞いた “生きていてよかったと思う瞬間”
甘い物やお酒、家族でアスレチックなどを語る親子の中で、印象的だった親子の会話。

母親〜息子が面白いことを言って、みんなを笑わせているとき。
息子〜意外。親と子では考えていることが違うんだね。ということは、毎日しょっ

ちゅう生きていてよかったと思っていることになるから、人生幸せだね〜。自分が生まれたとき、と思っていた。自分のお腹の中から、いのちが出てくるわけでしょ。

*息子は小学5年生、その冷静で、洞察力の凄さに驚くばかりだった。

 

○1245人に聞いた “いのちってどんなもの?”

人にちょうだいって言われても、あげちゃいけない大切なもの。

長さが違うもの。

一生に一度しか使えないチケットみたいなもの。

神様が少しの間、時間を貸しててくれたもの。

人間のコントローラー。

必ず死と対面する修羅場を生み出す恐ろしいもの。

 

1位.一番大切なもの(589人)

2位.世界にひとつだけのもの

3位.すべての生き物が持っているもの

4位.生きている証拠

5位.失ったら元に戻せないもの

 

いのちのものがたり
いのちのものがたり

 

 


○最後に紹介された、“大切にしたいいのちとは?”

自分を支えてくれている人のいのち(小5・男の子)

*近所のおじいちゃんとおばあちゃん(他人)のこと。母親が仕事から帰ってくるまで、二人の家で過ごしている。二人も、そばにいてくれて嬉しいと語っている。

相手のいのちを大切に思い合っている姿があった。

ただただ、新鮮な驚きに包まれたような時間。
スタジオのMCが中丸雄一さん(KAT-TUN)、ゲストは春風亭小朝師匠、山口もえさん、博多大吉さん、そして重盛さと美さんでした。
彼らのコメントがかすむほどに、子供たちの生き生きとした言葉が印象的でした。

 

 

自閉症の僕が残してきた言葉たち -小学生までの作品を振り返って-
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