僕にとって3000本安打という数字よりも
僕が何かをすることで
僕以外の人たちが喜んでくれることが
何より大事なことを再認識した瞬間でした
この先は「感情を無」にしてきたところを
うれしかったら、それなりの感情を
悔しかったら、悔しい感情を
少しだけ見せられるようになったらいいなと思います
イチロー選手(MLB マイアミ・マーリンズ)
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イチロー選手がメジャー通算3000本安打を達成しました。
これまでの達成した偉業が多すぎて、素晴らしいこと、凄すぎることなのに、ついイチロー選手なら当たり前と思ってしまうことが恐ろしいですね。
日米通算安打記録に関しては賛否両論(特にアメリカ側で)がありましたが、今回は誰も文句のつけようが無い記録ですよね。
日米通算の方だって、偉業には違いないのに、どうして何かと比べなければならないのだろう、と悲しかったものです。
記録は数字だけで決まるものではないとも思いますし・・・。
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イチロー選手がメジャーリーグに行く前年(2000年)の宮城球場(現・コボスタ)の様子を思い出しています。
観覧車まである現在のコボスタからは想像もできないボロボロの地方球場でした。
観客は3千人もいたでしょうか。
桜の花びらが散る下で、ロッテ側では家族連れのファンが立てノリでの応援。
対するオリックス側からは、人数が少ないのに地鳴りのように響いてくるイチロー・コール。
のんびりした雰囲気が楽しかったですけど・・・。
私はライトの外野席(雑草が生え、土が凸凹)で、守備につき常に身体を動かしていたイチロー選手の背中ばかり見ていました。
子どもたちは彼が守るたびに先を争うように金網まで突進し、へばりつくようにして彼の一挙手一投足に目を凝らしていました。
今、彼らはどうしているのだろう。
みんな大人になって、彼のニュースをどこでどんな思いで聞いたり見たりしているのだろう。
同じ空気を共有した者たちのことを懐かしく思い出しています。
よろしかったら、こちらもどうぞ。
イチロー選手に関する過去記事も載せています。
⇒ 疲れたら休め・・・〜イチロー選手、メジャー通算3000本安打達成
Number (ナンバー) イチロー米3000本達成 2016年 8/26号 [雑誌]
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