〜永六輔さんが大切にしていた言葉〜
生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら 誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう
「生きていることは」歌詞より
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〜周りが気になり、つい隣の芝生が青く見えてしまう。
そんな時に思い出したい言葉〜
他人のことが気になるのは、
自分が一所懸命にやっていないからだッ!
「新・無名人語録」より
〜ふと、老いを嘆いてしまう・・・。
そんな時に思い出したい言葉〜
人間、今が一番若いんだよ。
明日より今日の方が若いんだから。
いつだって、その人にとって
今が一番若いんだよ。
「大往生」より
「人生は昨日より今日」です。
後悔をひきずらない。
それでいて、あきらめない。
僕が感銘を受けた
「今がいちばん若い」
という言葉がありますが、
つまりは「今日が始まり」ということ。
「週刊ポスト 2002年10月11号」
インタビューより
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〜身近にイライラしている人がいる。
そんな時に思い出したい言葉〜
文句を言ってても一日。
ニコニコしていても一日。
だったら、人あたりのいい一日のほうがいいんじゃないかい?
「一般人名語録」より
〜結婚生活に不満を感じる・・・。
そんな時に思い出したい言葉〜
いいですか。
夫婦ったって、
アカの他人ですよ
アカの他人どうしが
起こす奇蹟。
それが夫婦というものです。
「夫と妻」より
〜家庭の問題にうんざり・・・。
そんな時に思い出したい言葉〜
家庭というのは
こんがらかった糸ですよ。
こんがらがってるから
家庭なんです。
ほどくと
バラバラになっちゃいますよ。
「一般人名語録」より
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<永六輔 お別れ会にて>
人の死は一度だけではありません。
最初の死は医学的に死亡診断書を書かれたとき。
でも、死者を覚えている人がいる限り、
その人の心の中で生き続けている。
最後の死は、死者を覚えている人が誰もいなくなったとき。
そう僕は思っています。
「永六輔のお話し供養」より
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〜死を前向きに捉える永さんの言葉〜
死んだっていうからおかしいんだよ。
先に行っただけなんだから。
「大往生」より
〜亡くなる時、人は何を残していけるのか〜
家族のために
死んでみせることが
最後にできること
その姿勢こそが
いちばん大事。
「大往生」より
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以上は、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS・2016.11.25.放送)から採録したものです。
何となく整理できないまま、今年も押し詰まってしまいました。
永六輔さんは、憧れの人でした。
正直、いまだに亡くなったことが信じられないでいます。
亡くなったのが7月7日の七夕でしたね。
とうに淀川長治さん(二人とも4月10日生まれ)に逢えて、おしゃべりが弾んでいるんでしょうか。
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<関連記事>
*以下は、他ブログ「疲れたら休め・・・」の記事です。
まあ、いいか 2007.9.17.
永六輔さんがパーキンソン病に 2010.11.3.
永六輔さんの事故のニュースに 2010.11.19.
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ヒューマンドキュメンタリー「永六輔 戦いの夏」 2011.10.1.
「永六輔の誰かとどこかで 七円の唄」を読んで 2011.10.18.
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