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2009.03.17

風に吹かれて「アヒルと鴨のコインロッカー」瑛太&松田龍平さん


・いっしょに本屋を襲わないか

・ブータン人は死ぬのが怖くない
 生まれ変わりを信じているんだよ
 死んだ人間はみんな生まれ変わる

                         映画「アヒルと鴨のコインロッカー」より

 

映画「アヒルと鴨のコインロッカー」(2007年)の原作はこちら仙台在住の伊坂幸太郎さん、撮影もこちらで行われています。
おかげで当時のテレビでは、公開前からDVD発売まで何ヶ月もの間延々とスポットが流れ続けていました。
瑛太さんの「いっしょに本屋を襲わないか」のフレーズが耳についてしまって、若者向けだろうと思いながらも、ずっと気になっていた作品です。
最近、テレビの放映があってやっと観ることが出来ました。

あらすじをちょっと・・・
大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)と名乗る男に出会い、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかけられます。
断りきれなかった椎名は、モデルガンを持って手伝いをさせられてしまい、その後、河崎やペットショップの店長をしている麗子(大塚寧々)から2年前の話を聞かされることになります。

実は、登場人物が入れ替えてあってストーリーが進んでいて、後半それがわかってから、こちらの頭の中で実際の人物関係へ切り替えるのが大変でした。
丁寧に実際の関係に入れ替えてのシーンが再現されてはいるのですが、混乱したままで観終わってしまって、このあたりがこちらの年齢的なものでの理解力不足かとちょっとショックだったりしたものです。
結局、2度観しましたが・・・。



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2009.03.16

恋について ウディ・アレン&「大草原の小さな家」


・恋をすることは苦しむことだ
 苦しみたくないなら恋をしてはいけない
 でもそうすると
 恋をしていないことでまた苦しむことになる

                             映画「ウディ・アレンの愛と死」より

・恋をするとヘンテコなことをする
 ワシが恋をしなかったのは、変なことをするのが
 怖かったのだ

                              ドラマ「大草原の小さな家」より


ウディ・アレンの愛と死」(1975年)のセリフは、さすがウディ・アレン(映画監督・俳優・脚本家など)、と思わせます。
誰もが言っているようで、誰もが言っていない言葉に聞こえて新鮮でした。
テレビ番組で知ったセリフですが、出演していた高木美保さん(女優)が、大興奮していました。
彼女は、当時“結婚したいのに出来ない”ようなキャラクターを演じていたような気がします。
最近、確か結婚したとかするとかのニュースを耳にしましたが、“良かったですね”と言っていいのでしょうか。

ウディ・アレンの作品についてはあまりよくわかっていないと言うのが正直なところです。
都会的でユーモアがあって、でも本人は神経質そうで、という印象がありますね。
初期の代表作と言われる「ボギー!俺も男だ」(1972年)も、「カサブランカ」(1942年)のパロディー映画をハンフリー・ボガートのファンとして観ただけで、いまひとつその魅力がわかりませんでした。
調べてみたら、この作品は脚本と出演で監督をしていなかったんですね。
監督はハーバート・ロスでした。
今になってそのことを知って、驚いています。



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2009.03.09

ジョン・カサヴェテス 体が痛むことがあっても

 
・私はもう中年で
 体のふしぶしが痛むことがあるが
 笑う時には目一杯笑うし
 そんな自分を誇りに思っている

                         ジョン・カサヴェテス(映画監督・俳優)


ジョン・カサヴェテスはハリウッドのスタジオシステムを拒否し、作家主義を強く意識し、インディペンデント映画(自主映画)というジャンルを確立、後の映画界に大きな影響を与えたと言われています。
彼に影響を受けた映画人として、ジム・ジャームッシュマーティン・スコセッシヴィム・ヴェンダースショーン・ペンなどが挙げられています。
残念なことに、1989年に60歳で亡くなっています。

妻であるジーナ・ローランズを起用しての「グロリア」(1980年)はヴェネチア国際映画祭金獅子賞、「ラヴ・ストリームス」(1984年)はベルリン国際映画祭金熊賞を受賞して、商業映画でも高い評価を受けていました。

特に「グロリア」は面白かったですね。    
オールニューヨークロケの緊迫した空気感と、あばずれ中年女グロリアのたくましい存在感は素晴らしいです。 グロリアと生意気な少年が次第に心を通わせていく過程が面白く、ラストの墓地のシーンはハラハラドキドキし、感動させられます。
ハイヒールに着崩したブランド物のワンピースでニューヨークを闊歩したり、少年を脇にピストルをかまえて仁王立ちになるグロリア。
若さでも容姿でもない、女の格好良さを見せてくれたローランズです。



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2009.03.04

宮藤官九郎さんに関すること 諸々


・「監督!好きなように撮ってる?
 プロデューサーとかの言うことを聞かなくていいから、好きなように撮っていいよ」
 その時、映画の神さまじゃないかと思った。
 映画の神さまが俺に話しかけたと思った。
 居るんだ、映画の神さまって・・・車両部だったのか・・・

                   宮藤官九郎(脚本家・俳優・映画監督・その他)


ボクらの時代」(フジテレビ・'09.2.15放送)で語られた、宮藤官九郎さんの初監督作品「真夜中の弥次さん喜多さん」(2005年)の時のエピソードです。
ある日の昼休憩の時に、ほとんど交流が無かったドライバーの人が突然声を掛けてくれたのだそうです。
マルチに活躍していて、特に若者には絶大な人気があって、恐いものなど何も無いように見えていた宮藤さんですが、慣れない環境で戸惑ったり悩んだりすることもあったのでしょうね。
彼にもそんな時があるのか、と逆に新鮮に感じました。
それに、ちゃんと見ていてくれた人がいたわけですし・・・。
その後も監督(「少年メリケンサック」2009年)をしているということは、結構力になった言葉なのでしょうね。



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2009.02.28

娯楽映画の王道を行く 「アンタッチャブル」


・ 一杯やるよ


                  映画「アンタッチャブル」より

 


昨日、映画「ファミリー・ビジネス」(1989年)を取り上げたので、ついでに・・・

アンタッチャブル」は1987年の作品で、監督はブライアン・デ・パルマ、それまでマニアックな作品の作家と言われていたものの、正統派の娯楽作品も作れることを証明したと言われています。
相変わらずゴージャスでスケール感溢れる音楽は、エンニオ・モリコーネ
出演は、理想と情熱に溢れている青年捜査官が適役のケビン・コスナー、大人の魅力に溢れるショーン・コネリー、そして余裕のロバート・デ・ニーロ
一流のスタッフが集まって作り上げた娯楽超大作です。
と言うか、イイ男たちを集めて、監督が余裕で楽しげに作り上げた映画のように感じています。

ストーリーをちょっと・・・
1930年代、禁酒法が布かれていたアメリカ。
シカゴの警察に財務省特別捜査官エリオット・ネス(コスナー)が赴任。
ネスは密造酒を扱い暗黒街の帝王と呼ばれるアル・カポネ(デ・ニーロ)の逮捕を目指しますが、警察内部に密告者がいて失敗します。
そこで信頼できるベテラン警官マローン(コネリー)や若くて正義感の強い射撃の名手ストーン(アンディ・ガルシア)、そして本省の部下ウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)を味方につけチームを結成し、“アンタッチャブル(買収できない)”と呼ばれるようになります。
カナダ国境、そしてユニオン駅での銃撃戦・・・。
一人、又一人と仲間を失いながらも苦難を乗り越え、カポネを裁判へ・・・。



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